福祉分野別
福祉の分野を説明していきます。
「福祉って介護」
「福祉って大変」
「福祉って私には関係ない」
「福祉っておじいちゃん、おばあちゃんになってから」
と別世界のものと一般的ではないものとして考えてしまいがちです
しかし、福祉は実は私たちの身近なものなのです。
そして、身近な大切な家族のことを考える中で福祉のことを知っていることで役に立つこともあります。
もしかしたら、福祉を知ることであなたが進むべき仕事も見つかるかもしれません。
目次
- 福祉って
- 高齢者分野
- 障害者分野
- 児童の分野
- 心の分野
- 社会福祉の分野
- まとめ
福祉って

「しあわせ」「ゆたかさ」を意味するもの
社会的な最低限の保障と権利擁護として国が示したり社会的援助をさすこともあります
福祉の仕事とは行政サービスの一部(例えば養護施設)であったり
社会福祉法人といわれる専門的な事業(例えば高齢者施設等)を提供したり
民間の事業所(例えば保育園)が提供する事業もあります。
福祉とは困った誰かのために何かをする
「しあわせ」「ゆたかな」をあたりまえにかなえていく仕事だとおもいます
高齢者分野

1990年代に入り、人口増加から急速に高齢化が進展するとともに、医療の進歩や食事の変化などで平均寿命も延び世界でも長く生きることができる社会になってきました。
一方で長生きとともに認知症の高齢者が増加し、核家族化により、家族の介護機能が低下し、高齢者の介護が社会的な問題となっています。
高齢者介護を社会全体で支える仕組みとして介護保険法が制定され、2000(平成12)年4月から施行されました。
介護保険では、健康がテーマとしてあります。
寿命はだれもが迎えるものです。
天寿を全うするなかで健康であることが一つの基準になっています。
今の高齢者分野の課題は高齢化率と孤立です。
高齢化率の推移
少子高齢化が進み、一人の高齢者を支える生産年齢の人口の割合が徐々に減っていきます。
65歳以上は高齢者という概念もこれから変わりつつあり、65歳で定年という社会通念も変わっていきます。
65歳を過ぎても働き、健康で過ごし、人生100年時代が近くまで来ていると思われます。
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高齢者の孤立
日本が、英国に次いで世界で2番目となる「孤独・孤立対策担当大臣」を任命しました。
これこそが今の日本の行き先を暗示している課題となり
孤独・孤立は若年層の「ひきこもり」も含むが高齢者の孤立やひきこもりも課題の一つとなっています。
孤独の孤立の問題は、単純に一人暮らしの高齢者のことをさしているがその中に複雑な課題があり、コミュニティーの希薄化。オレオレ詐欺などの金銭的な被害。ゴミ屋敷などの社会的に大きな影響。健康状態が悪化しての孤独死などが挙げられています。
障害者分野

障害福祉とは身体、知的発達、精神に障害もしくは病気、難病を持つ人々に対して支援もしくはサービスを行う分野になります。
障害者に対しての差別や偏見をなくすことも障害福祉の大きな考えでもあります。
社会で働く機会を作る障害者雇用という制度もあります。
広義では障害年金などの所得保障・医療保障、住宅施策も含みます。
障害者福祉サービスとは
以前は行政の判断により、施設に入所したり、サービスを受ける形になっていました。
2003年度から、利用者が自由に施設や事業者を選び、施設や事業者と契約を交わす支援費制度が導入されました
2006年度から「障害者自立支援法」が施行され、現在は「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)」となっています
障害福祉の課題は
コロナ禍での新たな生活様式への対応です。
- 特別支援学校の児童がコロナ禍のなか家にいる時間が長くなり学校に行くことができなくなった
- コロナの影響で引きこもりがちになり、生活リズムが崩れ精神的に不安定になった
- 外出の機会の減少や外出時のマスク、人との距離感(ソーシャルディスタンス)ができない
いままでとは同じに生活できない現実が障害がある方を苦しめているのです。
児童の分野

児童を取り巻く社会問題として
- 児童虐待 (身体的虐待・精神的虐待・性的虐待・ネグレクト)
- 引きこもり・不登校 (ゲーム依存・精神的疾患・虐待)
- いじめ(SNS・不登校)
- 自殺(いじめ・SNS・精神的疾患)
児童虐待

養護者によるものの虐待
| 身体的虐待 | 殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、首を絞める、縄などにより一室に拘束する など |
|---|---|
| 性的虐待 | 子どもへの性的行為、性的行為を見せる、性器を触る又は触らせる、ポルノグラフィの被写体にする など |
| ネグレクト | 家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かない など |
| 心理的虐待 | 言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう(ドメスティック・バイオレンス:DV)、きょうだいに虐待行為を行う など |
- 児童時に受けた虐待は大人になっても何かの影響を与えることもあります。対人関係や恋愛関係がうまくいかないことや、家庭を持ち子供を授かっても子供を「愛せない」などの感情の違和感をかんじることもあります。
引きこもり・不登校

引きこもりや不登校の原因としていじめやゲーム依存などもあります。また、発達障害や精神的な疾患も影響があります。様々な原因があり「学校に行くこと」が一番ではなくその状況になっていることをわかってあげることが必要と思われます。引きこもりや不登校は本人の怠けによるものということにしてしまう大人が多いので注意が必要です。学校側も「家庭」の問題として学校の責任ではないとして責任転嫁しているとこも問題です。スクールソーシャルワーカー(スクールカウンセラー)の職の方が問題解決に向けて学校と連携を図っています。
スクールソーシャルワーカー
児童・生徒が生活の中で抱えているいろいろな問題の解決を図る専門職です。
不登校の問題を解決するために、本人や家族との生活環境を調整する相談、児童・生徒が通学しやすいような支援学級の準備なども行なっています。
ゲーム依存

今の時代は、ゲームを仕事にしている方もいますがゲーム自体が悪いのではなく、生活自体がゲームによって崩れている状態がよくないのです。食事をとらなかったりお風呂にも入らない寝ない昼夜逆転などが挙げられます。また、課金やゲーム環境を整えるためにお金を浪費します。しかしお金を必要とするために両親を暴力により脅しなどがあります。
またゲームのやりすぎは前頭葉の弱体化を図ってしまうことがあるので、我慢ができないなどの影響があります。
いじめ(SNS・不登校)
自殺(いじめ・SNS・精神的疾患)
心の分野
社会福祉の分野

